BAD BREATH
口臭対策

口臭による弊害とは?

口臭による弊害とは?

自分のにおいに慣れていることから、口臭に気付かない人も少なくありません。
また、親しい間柄でも遠慮があり、教えてもらえないことも多いため、深刻な事態に発展する可能性もあります。
しかし、そのまま放置していると交友関係や仕事に支障をきたす可能性もありえます。そうならないためにも、口臭に気付いて適切な治療をすることが大切です。

口臭の原因

口臭の原因

口臭は、においのキツイ食べ物や飲酒・喫煙などによる「生理的口臭」と、口腔内をはじめ、鼻や喉の病気などによる「病的口臭」に大別されます。
また、病的口臭のうち、約9割は口腔内の病気が原因で起こるとの説もあります。

口臭がするか、どれくらい強いのかを知る方法は?

口臭がするか、どれくらい強いのかを知る方法は?

手やコップで口を覆った状態で吐いた息を吸う方法があり、口臭がするかどうかを知ることができます。
また、口臭の強さを知る目安にもなります。マスクで鼻と口を覆う方法も知られています。

口臭を客観的に知るためには、ハリメータやガスクロマトグラフィーなどの検査機器を使う方法があります。
これらの検査は歯科医院で検査ができますが、検査機器があることが大前提になります。
そのため、検査が可能かどうかは電話やメールで確認しましょう。

口臭の治療方法

口臭の治療方法

生理的口臭の場合は、においの元となる飲食物への対策が必要です。
ニンニクやアルコールの臭いには牛乳やレモンなどの摂取がおすすめです。
また、食べ物が口の中に残っている場合もありますので、食後の歯磨きをきちんと行うことが大切です。
歯磨きができにくい環境にあるときは、洗口液やブレスケア用品を使うといいですね。

一方、病的口臭を治療するためには、原因となる病気を確かめることが優先課題になります。
具体的には、副鼻腔炎や扁桃腺の病気、胃腸の病気が考えられるほか、糖尿病や肝臓病、腎臓病などの可能性も否定できません。
もし、口臭も含めて気になる症状がある場合は、耳鼻咽喉科や内科などの受診をおすすめします。

なお、口腔内の病気には虫歯や歯周病などがあります。
冷たいものを口にすると歯がしみる、歯がグラグラするなどの症状がある人は、少しでも早く歯科医院を受診して適切な治療を行うことが大切です。